よくある質問
ホイストと天井クレーンの違いは?
ホイストとは天井クレーンの巻上機のことです。
LED照明付きホイスト
ホイストとはワイヤーロープをドラムに巻き取ることで荷を吊り上げる巻上機です。テルハ(モノレール)や天井クレーンの巻き上げと横行移動を担います。ホイスト(巻き上げ・横行移動)はクレーンガーター(走行移動)に組み合わせることで天井クレーンとなります。ホイストは天井クレーンの他、簡易リフトの巻上機としても使用されます。
ホイストの他、チェーンを巻き取りバケットに溜めるタイプの電気チェーンブロックがあります。
ホイストと電気チェーンブロックの違いは?
ホイスト
ワイヤーロープをドラムに巻き取る方式。高速移動が得意!
高速運転が得意!
メリット
・巻き上げ速度が速い。
・ローヘッドホイストを採用すれば揚程が確保可能。
デメリット
・揚程が12mを超えると巻き取りドラムが長くなる為本体が大きくなる。
・斜め引きをすると乱巻きし、ワイヤーが痛む。
電気チェーンブロック(モートルブロック)
チェーンを巻き取りバケットに溜める構造なので高揚程に有利!
超高揚程に対応可能!
メリット
・小容量から製品が充実。
・コンパクトボディで横行範囲が広い。(小容量)
・チェーンを長くすれば超高揚程にも対応可能。
デメリット
・巻き上げ速度が遅い。(メリットの場合もある)
・小容量の製品はフックが小さく、ベルトを使用すると開いてしまう。
ホイストか電動チェーンブロックかで迷われたら是非ご相談下さい。
ホイストメーカーやチェーンブロックメーカーに相談すれば、当然ですが自社製品の中からの提案になります。その点、私共クレーンメーカーは、ホイストと電動チェーンブロックの一長一短を知り尽くしておりますので、全ての巻上機メーカーの中からお客様の使い勝手に一番適したものを選定出来ます。
テルハとは?
巻き上げ下げ+横行移動 フックの稼動範囲はレールの真下に限られます。
エンドレスは給電方法に注意が必要です!
レールに沿ってホイストや電気チェーンブロックが移動するものをテルハといいます。天井クレーンのフック水平稼動範囲が面(東西南北)であることに対して、テルハのフック水平稼動はレールに沿った2次元のみとなります。曲線にも対応が可能です。曲線テルハの場合には、ホイストや電気チェーンブロックによって最小回転半径が異なりますので機種選択には注意が必要です。S字曲線の場合にはホイストの左右で回転半径が異なりますので特に注意が必要です。
普通形ホイストとローヘッド形ホイストの違いは?
揚程(吊りシロ)を少しでも高くしたい場合にはローヘッド形!
弊社オリジナルローヘッド形ホイスト
普通形よりも揚程(吊りシロ)が稼げるようにクレーンガーター下まで少しでもフックが近づくよう工夫したホイストがローヘッド形です。天井が低い建物でも揚程(吊りシロ)が確保出来ます。また、ローヘッド形はフックの平面的な位置が最下点から最上点まで変わらないという特徴があります。
オーバーヘッド形とサスペンション形の選択基準は?
揚程(高さ)優先ならオーバーヘッド形、横行稼動範囲優先ならサスペンション形
揚程(高さ)優先ならオーバーヘッド形
オーバーヘッド形天井クレーン
建屋の全体を走行させる場合、一般的にはオーバーヘッド形天井クレーンを採用します。柱で荷重を受ける為、梁で荷重を受けるサスペンション形に比べ建築コストが抑えられるメリットがあります。サスペンション形より揚程(高さ)が確保出来ます。
横行範囲優先ならサスペンション形
サスペンション形天井クレーン
建屋の梁にレールを設置する構造なので必要な範囲にのみ設置することが可能です。使用範囲が限定されている場合にはオーバーヘッド形より安く抑えることが可能です。走行レールに懸垂する構造のため、クレーンガーターをレールの外側までオーバーハングさせることが可能で、横行稼動範囲優先の場合に有利です。
シングルレール形とダブルレール形の選択基準は?
大容量やロングスパンの場合にはダブルレール形になります。
ダブルレールは揚程が確保可能
一般的にクレーンの価格のみを比較すればシングルレール形の方が安くなりますので、3t未満でスパンが18m位まではシングルレール形を採用することが多いです。しかし、3t未満でスパンが18m以下であっても、揚程を確保するためにダブルレール形を採用する場合もあります。
シングルガーターの点検設備
同じ揚程ならダブルレール形の方が建物高さを低く抑えられる点と、点検歩道等の点検設備費はシングルレール形の方が高くなる点など、建築コストまで含めたトータルコストで考えるとダブルレール形の方が結果的に安くなる場合もあります。容量やスパンや走行距離などの要素によって変わってきますので、是非計画段階でご相談下さい。
鉄車輪とウレタン車輪の選択基準は?
容量、スパン、走行距離の要素から判断します。
10t以上は走行距離で判断します。
2.8tまでの小容量はウレタン車輪が主流になりました。走行レール敷設工事が不要な為、レール工事まで含めた鉄車輪式よりも価格が抑えられるからです。走行距離が長くなればなるほど、レール工事が不要なウレタン車輪のメリットが出てきます。しかし、10t以上の大容量になると最大車輪圧が増え、ウレタン車輪では、車輪の数を増やさなければ耐えられなくなります。車輪の数が増えるとモーターの数も電気容量も増えることとなり、サドルの価格がかなり高くなります。レール工事を含めても鉄車輪の方が安くなる場合がありますので都度検討が必要です。
既存の建物に天井クレーンを設置出来ますか?
クレーンヤード(走行架台)を建物から独立させることで設置可能となります。
テントハウス内に設置した例
建物から独立したクレーンヤード(走行架台)を建てれば天井クレーンの設置は可能です。テントハウスやプレハブにも設置例がございます。また、テナントとして倉庫や工場を借りる場合でも建物の補強を退去時に復旧出来るようにご提案致します。是非ご相談下さい。


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